NeoAlchemist No.292

最終更新日: 2020-11-21

はじめに

 はじめましての人ははじめまして、東京大学教養学部化学部(略:KGB)部長の「飛べない鳥」と申します。(インターネット上で公開する関係上、ハンドルネームでの自己紹介となりますことご容赦ください。)

 

 当サークルの第71回駒場祭特設サイトにようこそお越しくださいました。

 

 例年だとKGBの部誌は紙媒体で配っていたのですが、今年は駒場祭がオンライン化したため、Webページとしても公開しようということになりました。これまでの部誌ではパンチの効いた(?)表紙があり、表紙をめくると目次、それから各部員がしたためた記事、と続いていましたが、今年は表紙の代わりに前書きから始めてみようと思います。

 本来駒場祭で行うはずだった演示実験の解説、また各部員が思い思いに書いた記事の2部構成になっております。画面左の目次から各記事に飛べるので、ぜひぜひ気になる記事をご覧になって下さいませ。

 

 さてさて、みなさまこのコロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか。1月の上旬に「原因不明のウイルス性肺炎の罹患者が中国で増えている」というニュースがあって以降、この新型コロナウイルス感染症は世界にまたたく間に拡散し、弊サークルにも多大な影響を及ぼしました。感染拡大防止のため、行われるはずだったサークルオリエンテーションは中止、毎年行っていた新歓実験会も自粛を余儀なくされ、3月26日には教養学部から学生による課外活動の中止が勧告されました。KGBは駒場の実験室で活動を行っている関係上、部員が1、2年生に限定されており、新入部員が集まらなければその存続が危ぶまれる状況に陥っていました。幸い、オンライン上での課外活動は制限がかからなかったため、オンライン上での新歓活動を行い、無事新入部員も集まって事なきを得ました。新歓情報の拡散を手伝って頂いた弊サークルの部員、OB・OG、ならびにその友人・知人の皆さまには大変お世話になりました。ここで心よりの感謝の思いを述べさせていただこうと思います。

 

 Sセメスターの終了後、感染拡大防止策の実施のもとサークル活動の再開が許可され、少しずつですが元の日常を取り戻しつつあります。それでも、普段授業の合間に通っていた部室が使えないなど、様々な制限がある中での日常ですが。KGBの部長という立場に終わりが近づいており、いろいろなことがあったなあとこの文章を書いていて郷愁に浸っているところであります。

 

 ところで、弊サークルではいつでも新入部員の参加を歓迎しております。弊サークルは毎週土曜日に21KOMCEE East4階の化学実験室にて活動しており、各活動日への参加は自由です。化学が好きな方、駒場の学生実験のオンライン化で実習の機会が損なわれ不満に思っている方、ゆるーくサークル活動をしたい方におすすめです。今回のこの部誌を通して興味を持った東京大学の1年生の方はut.kgb.chemあっとまーくgmail.comまでご連絡ください。

 

 ここまで私の駄文を読んでくださった方、ありがとうございます。

 

 それでは改めまして、弊サークルの第71回駒場祭での展示をお楽しみくださいませ。