編集後記

ふじかみ

　化学部の駒場祭企画の担当として、企画登録や部誌の編集、ホームページの改装などを行ってきた者です。思いの外忙しく、自分の分の記事を書く余裕がありませんでした。染め屋の白袴というやつです。それだけ頑張って名前が残らないのも悲しいので、職権濫用の編集後記という形で後世に名を残したいと思います。

　ここまで部誌を読んで下さった方、ありがとうございます。少しでも楽しんで頂けたでしょうか。あとがきから読み始めるという方、一応ネタバレはありません。ここは駄文ですが、他の部員たちの記事はとても面白いはずです。

　あと9時間で駒場祭が始まります。僕自身は駒場から100kmかそこら離れたところにいるので、ちょっと不思議な気持ちです。対面でみなさんに実験をお見せできないことは僕にとってもとても残念なことです。原理を興味深そうに聞いてくれる大人の方々や、化学反応を面白く見てくれる子どもたちの反応がとても嬉しく、やりがいを感じた去年の駒場祭でした。今年はこういった形での企画となりましたが、今までとは異なる新しい表現にできたとポジティブに捉えようと思います(締め切りが当日ギリギリまでというのは大きいです。印刷の手間がないのも万々歳。印刷ミスやページ間違いもない)。

　部誌をこのサイトで公開するにあたって、サイトを改装したのも僕の仕事です。以前のデザインだと長文が読みにくいと感じていました。スマホの画面に対応することも必須だろうと思いました。htmlやcssは事前知識ゼロから雰囲気で編集してきたので、詳しい方から顰蹙を買うようなコードになっているのではという恐れはあるのですが、まあまあ悪くないものになったかと思います。

　思ったことを書き綴っていったので、とっ散らかった文章になってしまいました(最近の編集後記のトレンドはこういうものな気がする)。この辺で終わりにしたいと思います。

2020年度NeoAlchemist編集長 と名乗りたい